〜第十三話 「暁はただ銀色」放課後自由行動・武道場にて〜


【真里野】
 師匠――――。
 遂に、最後の《扉》を開く時が来たのだな。
 フッ…見縊るなよ?あれ程の《陰気》が學園を取り巻いているのだ。
 嫌でも、その時が来た事を察するさ。
 ――――師匠、死ぬなよ!?



『友』

【真里野】
 フッ……どうやらいらぬ心配だったようだな。
 お主ならば、必ずや目的を成し遂げることができよう。

『燃』

【真里野】
 フッ……危険であればあるほど燃える……か。流石だな。
 お主ならば、必ずや目的を成し遂げることができよう。

『喜』

【真里野】
 フッ……強敵と相見えるのがそれ程に嬉しいか。流石だな。
 お主ならば、必ずや目的を成し遂げることができよう。

『愛』

【真里野】
 フッ……どうやらいらぬ心配だったようだな。

『憂』

【真里野】
 流石のお主も、今回の敵には恐れを抱いているようだな。
 だが、真の恐怖を知らぬ者に勇者はいない。恐怖を知るお主は――――強い。
 だから、大丈夫だ。自分の力を信じて戦うがいい。さすれば道は開かれよう。

『悲』

【真里野】
 流石のお主も、今回の敵には恐れを抱いているようだな。
 だが、真の恐怖を知らぬ者に勇者はいない。恐怖を知るお主は――――強い。
 だから、大丈夫だ。自分の力を信じて戦うがいい。さすれば道は開かれよう。

『寒』

【真里野】
 強敵を前にした時、普通ならば気が昂揚ってしまうものだが、
 その落ち着き……流石だな。お主ならば、必ずや目的を成し遂げることができよう。

『怒』

【真里野】
 強敵を前に、随分と気が昂揚っているようだな。
 気持ちはわからぬでもないが、戦いに臨むには平常心が必要だぞ。
 それが、負けられぬ戦いであるのならば、尚更――――な。

『無』

【真里野】
 《墓》に神経を集中させていて、雑音は聞こえない状態か。
 フッ……やるな。お主ならば、きっと成し遂げることができよう。
 ――――拙者、お主の集中を乱すつもりはない。それでは、これにて失礼。
〜ここで会話終了〜



【真里野】
 お主がこの學園に転校してきてからの三ヶ月は、
 拙者にとって、非常に充実した明け暮れであった。
 己の腕を過信し、自惚れていた自分に気付くことができたし、なによりも、その……
 生まれて初めて、真に守りたいと思える対象ができた。
 お主が現れなかったら、拙者は一生気付けなかったかもしれない。
 師匠よ、拙者、改めて礼をいわせてもらう。
 ――――ありがとう。



『友』

【真里野】
 フッ……お主のその言葉に、一体どれだけの人間が救われたのだろうな。

『燃』

【真里野】
 フッ……お主のその情熱に、一体どれだけの人間が救われたのだろうな。

『喜』

【真里野】
 フッ……お主のその笑顔に、一体どれだけの人間が救われたのだろうな。

『愛』

【真里野】
 フッ……お主のその言葉に、一体どれだけの人間が救われたのだろうな。

『憂』

【真里野】
 何故そんな顔をする……?拙者、なにか気に障ることでもいってしまったか?
 ……。
 これ以上、側にいても、お主の集中を乱すことになりそうだ。
 では、これにて失礼。
〜ここで会話終了〜

『悲』

【真里野】
 何故そんな顔をする……?拙者、なにか気に障ることでもいってしまったか?
 ……。
 これ以上、側にいても、お主の集中を乱すことになりそうだ。
 では、これにて失礼。
〜ここで会話終了〜

『寒』

【真里野】
 何故そんな顔をする……?拙者、なにか気に障ることでもいってしまったか?
 ……。
 これ以上、側にいても、お主の集中を乱すことになりそうだ。
 では、これにて失礼。
〜ここで会話終了〜

『怒』

【真里野】
 何故そんな顔をする……?拙者、なにか気に障ることでもいってしまったか?
 ……。
 これ以上、側にいても、お主の集中を乱すことになりそうだ。
 では、これにて失礼。
〜ここで会話終了〜

『無』

【真里野】
 《墓》に神経を集中させていて、雑音は聞こえない状態か。
 フッ……やるな。お主ならば、きっと成し遂げることができよう。
 ――――拙者、お主の集中を乱すつもりはない。それでは、これにて失礼。
〜ここで会話終了〜



【真里野】
 この戦いが終わったら、拙者――――旅へ出ようと思っている。
 今回の事件で、拙者……自分がいかに狭い世界にいたのかを実感したのでな。
 今一度、自分を見つめ直し、修行をやりなおす。
 そして、旅から戻った暁には師匠――――
 拙者と……戦ってはもらえぬだろうか?



『真里野と戦う』

【真里野】
 ――――感謝する。
 しかし、まずは目の前の敵を排除することが先決だな。
 では往こうか、師匠――――。


『真里野と戦わない』

【真里野】
 そうか……残念だ。ま、お主にも都合というものがあるだろうしな。
 では、拙者はこれにて失礼致す。
 ――――頑張れよ、師匠。


★ED条件を満たしていない場合
【真里野】
 お主ならば、必ずや目的を成し遂げることができよう。…の会話で終了です。